[調査の概要] |
クール・ビズは高い浸透率で好印象~涼しそう・機能的~ |
1. |
クール・ビズという言葉については、95.5%と高い浸透率となっている。 これは、今年の6月上旬に企業に対して行なった省エネ調査時の認知度が61.2%であったことからみると、2ヶ月間で完全に市民権を得たといえる。
また、クール・ビズの印象は、肯定的な(好印象)「涼しそう」51.2%、「機能的」41.5%となっており、「TPOによる」35%「着る人による」23.6%と否定的な見解を上回っている。
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約4割が今夏クール・ビズ商品を購入、購入点数は2~3点 |
2. |
各家庭で、今夏クール・ビズ商品を既に購入したのは25.2%で、これから購入するのが13.8%となっており、約4割が今夏購入することになる。
購入したのは半そでシャツが75%、次いで、パンツが25%、長袖シャツ15.6%となっている。その購入点数は2~3点で、購入総額は5.000円以下が28.3%、5.000~7000円未満が23.9%、7.000~10.000円未満が17.4%、となっている。
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家庭での省エネ・温暖化対策の意識高いが、まだ省エネの余地がある。今後の取り組みも積極姿勢。
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3. |
各家庭では、「やや考慮した生活をしている」44%、「日頃から考慮した生活をしている」42.4%と省エネルギーや地球温暖化対策を考慮した生活に努めているが、省エネ・温暖化対策を行なう余地は「少しある」52.3%「かなりある」31.1%としている。
また、今後の取り組みについては、「少し取り組む」46.2%、「積極的に取り組む」47.7%と前向きの取り組み姿勢となっている。
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家庭での省エネ・温暖化対策は身近な電化製品の使用控えと工夫 |
4. |
家庭での冷房温度の設定は、「27~26℃」の設定が57.7%、「28℃以上」が26%、「25~24℃」が14.6%となっており、省エネ温度設定が進んでいる。
また、家庭での省エネ・温暖化対策としては、「エアコンの使用控え」74.4%「こまめな消灯」69.9%「冷房温度の調節」55.2%「電気製品の主電源切り」39.2%と身近な電化製品の使用の控えや工夫をしている。
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国等の広報のロゴマークはエコマーク以外は周知度低い |
5. |
国が取り組んでいる省エネ・温暖化対策の広報については、省エネルギーセンター推奨の「スマートライフ」については、28.2%とまだ周知度は低いが、今年度から、環境省が取り組んでいる「チーム・マイナス6%」はまだ3ヶ月ほどの広報であるが、52.2%みられた。
また、国や関係機関の省エネなどのロゴマークについては、エコマークは93%と周知度は高い、ついで、省エネ性マークが42.6%となっているが、その他のロゴマークは10%台と低くなっている。
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省エネ性マーク |
国際エネルギーロゴ |
エコマーク |
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省エネ型製品普及推進
優良店シンボルマーク |
チームマイナス6%
ロゴマーク |
スマートクローバー |
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