バックナンバー 家庭の省エネ意識調査結果
 


  国民的活動として地球温暖化対策が求められている中、本県の家庭における省エネ対策や省エネに関する意識について探り、今後の参考とする。

調査日 平成17年8月2日(火)
調査対象 本会が開催したエネルギー講演会と弦楽四重奏の来場者168名
回  収 133名 (回収率81.6%)

[調査の概要]
クール・ビズは高い浸透率で好印象~涼しそう・機能的~
1.

クール・ビズという言葉については、95.5%と高い浸透率となっている。これは、今年の6月上旬に企業に対して行なった省エネ調査時の認知度が61.2%であったことからみると、2ヶ月間で完全に市民権を得たといえる。
  また、クール・ビズの印象は、肯定的な(好印象)「涼しそう」51.2%、「機能的」41.5%となっており、「TPOによる」35%「着る人による」23.6%と否定的な見解を上回っている。

約4割が今夏クール・ビズ商品を購入、購入点数は2~3点
2.

各家庭で、今夏クール・ビズ商品を既に購入したのは25.2%で、これから購入するのが13.8%となっており、約4割が今夏購入することになる。
  購入したのは半そでシャツが75%、次いで、パンツが25%、長袖シャツ15.6%となっている。その購入点数は2~3点で、購入総額は5.000円以下が28.3%、5.000~7000円未満が23.9%、7.000~10.000円未満が17.4%、となっている。

家庭での省エネ・温暖化対策の意識高いが、まだ省エネの余地がある。今後の取り組みも積極姿勢。    

3.

各家庭では、「やや考慮した生活をしている」44%、「日頃から考慮した生活をしている」42.4%と省エネルギーや地球温暖化対策を考慮した生活に努めているが、省エネ・温暖化対策を行なう余地は「少しある」52.3%「かなりある」31.1%としている。
  また、今後の取り組みについては、「少し取り組む」46.2%、「積極的に取り組む」47.7%と前向きの取り組み姿勢となっている。

    
家庭での省エネ・温暖化対策は身近な電化製品の使用控えと工夫
4.

家庭での冷房温度の設定は、「27~26℃」の設定が57.7%、「28℃以上」が26%、「25~24℃」が14.6%となっており、省エネ温度設定が進んでいる。
  また、家庭での省エネ・温暖化対策としては、「エアコンの使用控え」74.4%「こまめな消灯」69.9%「冷房温度の調節」55.2%「電気製品の主電源切り」39.2%と身近な電化製品の使用の控えや工夫をしている。

         
国等の広報のロゴマークはエコマーク以外は周知度低い
5.

国が取り組んでいる省エネ・温暖化対策の広報については、省エネルギーセンター推奨の「スマートライフ」については、28.2%とまだ周知度は低いが、今年度から、環境省が取り組んでいる「チーム・マイナス6%」はまだ3ヶ月ほどの広報であるが、52.2%みられた。
  また、国や関係機関の省エネなどのロゴマークについては、エコマークは93%と周知度は高い、ついで、省エネ性マークが42.6%となっているが、その他のロゴマークは10%台と低くなっている。

         
 
省エネ性マーク 国際エネルギーロゴ エコマーク
省エネ型製品普及推進
優良店シンボルマーク
チームマイナス6%
ロゴマーク
スマートクローバー

 

 

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